エクセルに限らず、たまに注意しなければいけないのがこの「バージョン」とよばれるものです。バージョンが異なると、表示(ボタンの配置)が異なったり、使える機能が異なったりします。ですので、自分のバージョンに対応する教材やウェブサイトを見ましょう。
エクセルのバージョン年表を作成しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
バージョン年表
名称 | リリース年 | バージョン |
---|---|---|
Excel 2.1 | 1089 | 2.1 |
Excel 2.1 | 1990 | 2.11 |
Excel 2.1 for Windows 3.0 | 1991 | 2.11 |
Excel 3.1 | 1991 | 3.1 |
Excel 4.0 | 1992 | 4.0 |
Excel 5.0 | 1994 | 5.0 |
Excel 95 | 1995 | 7.0 |
Excel 97 | 1997 | 8.0 |
Excel 2000 | 1999 | 9.0 |
Excel 2002 | 2001 | 10.0 |
Excel 2003 | 2003 | 11.0 |
Excel 2007 | 2007 | 12.0 |
Excel 2010 | 2010 | 14.0 |
Excel 2013 | 2013 | 15.0 |
Excel 2016 | 2015 | 16.0 |
Excel 2019 | 2018 | 16.0 |
Office365 | 2021 | 21.0 |
2010以前(2010を含む)のバージョンは、既にサポートが終了しています。サポートが終了したバージョンでもエクセルを使うことは出来ますが、セキュリティの問題や、互換性の問題があります。そのため、仕事や業務で利用する場合には、可能な限り最新バージョンを保つようにすると良いでしょう。
Office365とは?
今まで「Excel ○○」でしたが、突然「Office365」というものが現れました。これはいったい何でしょうか?
そもそも、今までのエクセルはすべて買い切りタイプのソフトウェアでした。ソフトウェアで言う「買い切り」とは、1度購入したらそのソフトを使い放題ということです。アプリ内課金のような追加機能を購入する場合もありますので、使い放題とも言い切れないですが…。
そして、「Office365」というのは、買い切りではなく、「サブスクリプション(継続購入)」タイプのソフトウェアなのです。Office365はWord・Excel・OutlookといったマイクロソフトのOfficeアプリの総合版のようなものです。利用料金を毎月支払う必要はありますが、常に最新のソフトウェアが提供されます。
Office365でもExcel 2019でもほぼ同じように利用することができますので、自分自身に合ったタイプを選びましょう。