私は代謝がいいのか、よく汗をかきます。当然足もよく蒸(む)れるのですが、長時間靴を履いていると、脱いだ時の足のニオイがエグいです…(^^;)。みなさんにもそのような経験はありますでしょうか?
今回は、長時間履いて臭くなった靴のニオイを取る方法を共有できればと思います。
長時間靴を履いていると足が臭くなる原因
みなさんも足が臭くなる経験をしたことはありますよね。その原因は、雑菌です。
足には汗腺(かんせん)が集中しており、汗をかきやすい部分なのです。足裏から発生する汗の量は、1日コップ1杯分ともいわれています。汗や皮脂の汚れが高温多湿な環境下にあると、雑菌が繁殖し、それが臭いの原因となります。
靴は一見メッシュ素材が使われているので通気性がいいように思われがちですが、実際のところ、雑菌の繁殖をおさえられるほどの通気性は無いのが現実です。そのため、長時間靴を履いていれば汗で蒸れてきますし、それが臭いの原因菌となるのです。
長時間履いて臭くなった靴のニオイを取る方法
下の4つの方法を紹介します。
10円玉を使った消臭方法
もっとも簡単で今すぐ実践できるのが、10円玉を使ってニオイを取る方法です。
方法はとても簡単で、靴を脱いだときに靴の中に10円玉を入れるだけです。目安は片方に2枚です。枚数を入れれば入れるほど消臭効果が期待できます。
「たかだか10円玉で変わるの?」と思いますよね。実際のところ、ハッキリと実感できることは少ないかもしれません。
銅(10円玉)から発せられる銅イオンには殺菌効果があり、雑菌の繁殖を抑えることでニオイを何とかしようというのがこのやり方です。ちなみに、10円玉の約95%が銅でできています。また、銅は、酸化する際に銅イオンを発生させます。そのため、ず~っと同じ10円玉を使いまわしていると、効果が薄れてきます。ですので、何度か消臭に使用したら、別の10円玉に交換しましょう。
1点注意しなければならないポイントがあります。それは、靴を履く際に10円を入れていたことを忘れて、10円と一緒にお出かけするなんてことにならないよう注意してください。高校時代、私は陸上をやっていたのですが、10円をスパイクに入れたまま走ったアホがいました。普通気づくだろ。笑
銅の抗菌性についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのサイトに詳しく記載されていますので参考に見てみてください。
また、群馬大学と株式会社グッドアイが共同で開発した、抗菌・抗ウイルス効果のある「銅繊維シート」が、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対して高い不活化作用が有ることを明らかになったというホットなニュースもあります。
参考:新型コロナウイルス感染症拡大防止へ 銅繊維シート「GUDシート」新型コロナウイルスに対する高い不活性化率を証明|群馬大学
靴用消臭スプレーを使う
消臭スプレーはすぐに靴のニオイをすぐに取りたい方におすすめです。
靴を脱いだ後にスプレーをシュッ吹きかけるだけですので、手軽で続けやすく、即効性があるので応急処置として優れており、短時間の消臭効果には持って来いです。ただし、長期的な対策にはなりにくいので、「今すぐニオイを取りたい」という時などに利用するのが良いです。
シューズクローク(靴箱)の中を換気する
靴を収納しているシューズクロークもたまには開放してあげて、換気を行うようにしましょう。換気をすることで、靴同士のニオイ移りを防ぎ、雑菌の繁殖予防にも役立ちます。
ボックスタイプのシューズクロークを使用している場合は、例えば、下のようなシューズラックを使用することで、湿気がこもらなくなります。
重曹を使った消臭方法
家庭における掃除の定番アイテムでもある重曹ですが、実は、靴のニオイを取るのにも役に立つのです。
はじめに、高温多湿で雑菌が繁殖すると言いましたが、重曹は消臭作用と吸湿作用があるのです。そのため、ニオイを除去しつつ、湿気も減らすことで、雑菌の繁殖を抑えることができるのです。
方法としては、不要になった靴下やストッキングなどの通気性のある布や、お茶用の不織布パックなどで重曹を包み、靴の中に入れるだけです。靴の消臭に使用していない時も、シューズクロークに入れておけば、シューズクローク内の消臭になります。重曹は無限に効果が出るわけでは無いので、2~3ヶ月ほど使用したら交換しましょう。
参考
今回、靴を脱いだ後の消臭対策でしたが、靴を履いている時の消臭対策についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
あとがき
いかがでしたでしょうか。靴のニオイ対策のお話でしたが、玄関のニオイ対策にもなりますので、ぜひ出来るところから実践してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。