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電気料金の目安単価って誰が決めてるの? 27円⇒31円/kWhに改訂【2022年7月22日~】

みなさんも家電製品を調べている中で、「1時間使用すると電気代が何円」といった記載を見たことがあるかと思います。ですが、「何を元に計算してるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
そこで今回は、電気料金の目安単価は誰が決めているの?電気料金はどうやって計算するの?といったところを説明していきます。

 

電気料金の目安単価は誰が決めているの?

電気料金の単価は、住んでいる地域や契約内容によって変動しますが、「公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会」(以下、家電公取協)では、31円/kWhを目安と定めています。2022/7/22より前は、27円/kWhと定めていましたので、まだ27円で計算している製品やメーカーが多いと思われます。各メーカーは、この31円/kWhをもとにして、1時間当たりの電気料金を計算しているというわけです。全てのメーカーがこの単価で計算しているわけではありませんので、注意が必要です。

 

電気料金はどうやって計算するの?

電化製品をいろいろと調べていると、「電気代1時間あたり○○円」といった表示を目にしたことはありませんか?実は、消費電力量さえ分かれば、誰でも簡単に計算で出すことができます。
ちなみに、消費電力量とは、1時間で消費する電力量のことです。単位は「kWh(キロワットアワー)」です。電気料金の目安単価は、1kWh当たりの料金です。単位にすると、「円/kWh」です。数学が得意な方はこれで計算式が分かったと思います。

下記の計算で1時間当たりの電気代を算出できます。

計算式

1時間当たりの電気代 = 消費電力量(kWh)× 電気料金単価(円/kWh)

例えば、消費電力量が3kWhのエアコン(暖房)があるとします。エアコン(暖房)を4時間使用すると、電気代はいくらになるでしょうか?計算してみましょう。

計算式

1時間当たりの電気代 = 3(kWh)× 31(円/kWh)= 93(円/h)

4時間使用した時の電気代 = 93(円/h)× 4(h)= 372(円)

つまり、3kWhのエアコン(暖房)を4時間使用すると、電気代は372円かかります。

 

あとがき

いかがでしたでしょうか。
「エアコン(暖房)を4時間使っても372円しかかからないんだ~」と思われた方、要注意です。たかだか372円ですが、半年間毎日4時間使用した場合、約6万8000円かかります…。(・_・;)

どこにお金をかけるかは人それぞれですので、お金をかけてめちゃめちゃ快適に過ごすのもよし。電気代は節約して、他のことにお金をかけるのもよし。みなさんの電化製品を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

 

最後までご覧くださいましてありがとうございました。