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「周波数」と「波長」


「周波数」や「波長」と聞いて、パッと説明できる方はなかなか少ないと思います。分かりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

周波数とは

周波数(frequency)とは、波動や振動が1秒間に繰り返される回数のことを指します。単位はHz(ヘルツ)です。周波数は、英語表記のfrequencyの頭文字をとって、「f」で表します。

周波数fは、周期T [秒]の逆数で表すことができ。式にすると下記のようになります。

周波数

f [Hz] = 1/T [s]

波長とは

波長とは、波動や振動1往復分の長さのことを指します。波長は長さですので、単位はm(メートル)です。波長は「λ(ラムダ)」で表します。

周波数と波長には以下の関係があります。

周波数と波長

波長 [m] = 波の速さ [m/s] ÷ 周波数 [1/s]

つまり、波の速さと周波数が分かれば、波長を求めることができます。東日本の電気は50Hzですので、電気が50Hzで流れている時の波長を求めてみましょう。周波数は50Hzですね。では波の速さはいくつでしょうか。電気は光とほぼ同じ速さですので、約300,000km/sです。これらの数値をもとに計算すると、波長は6,000kmとなります。北海道から沖縄まで約3,000kmですので、波が1往復するのに、北海道から沖縄まで行って帰ってこれる計算ですね!ちなみに、その間の時間は0.02秒です…。

 

あとがき

いかがでしたでしょうか。突然、「周波数」とか「波長」とか言われると「?」となってしまいますが、改めて知ると面白いですね。

最後までご覧くださいましてありがとうございました。