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自分でタイヤ交換をして出費を抑えよう!タイヤ交換の手順を分かりやすく紹介します!

 

みなさんはどのようにタイヤ交換をしていますか?ディーラーですか?タイヤ専門店ですか?ガソリンスタンドですか?

タイヤ交換は、冬前と冬終わりの年に2回あり、ほとんどの車において必ずと言っていいほど必要な作業になります。ですが、1回のタイヤ交換でも数万円しますので、かなり家計を苦しめてしまいます。

 

そこで今回は、自分でタイヤ交換をする方法を詳しく紹介します。

※セルフ交換の手順はこちらでご紹介しますが、作業にはリスクがございます。作業によって発生した故障・事故等は責任を負いかねます。ご自身の責任となることを予めご了承ください。

 

 

 

 

タイヤ交換の必要性について

みなさんタイヤ交換はちゃんとやっていますか?「都内だしどうせ雪は降らないだろうからいいや」と思っていませんか?

実は、路面凍結に対してもスタッドレスタイヤは有効ですので、雪がほとんど降らない地域だとしても、スタッドレスタイヤにすべきです。

 

スタッドレスタイヤの必要性についてはこちらで説明していますので、気になる方はぜひご覧ください。

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自分でタイヤ交換をする方法

お待たせしました。ここからが本題です。今回は、WRX STIのタイヤ交換作業をもとに紹介していきます。19インチのノーマルタイヤから、18インチのスタッドレスタイヤへの交換作業です。

軽自動車・コンパクトカー・ファミリーカーなども同様の手順でタイヤ交換できますので、参考にしてみてください。

 

 

履き替えるタイヤとナットを用意する

 

ほとんどの場合、車を買っても、スタッドレスタイヤは付いてきません。ですので、自分で用意する必要があります。また、ホイールに合った形状のナットも用意する必要があります合っていないナットを使用してしまうと、最悪の場合、ボルトが折れたり、ホイールが外れたりしますのでご注意ください。分からない場合は、タイヤ専門店にご確認ください。

ちなみに、私はFujiというところで新品のホイール・スタッドレスタイヤを購入しました。冬のボーナスのほとんどを持って行かれました。(^^;)

タイヤ・ホイール・カー用品・パーツ専門通販|フジ・コーポレーション

 

私のように気に入ったホイールなどがあれば、タイヤ専門店で購入するのもいいですし、安く抑えたい場合は、中古のホイール付きタイヤを購入や、中古でホイールとタイヤを購入して組み換えする等の方法があります。

 

タイヤを用意する方法

・タイヤ専門店で購入
・フリマサイト等で中古のホイール付きタイヤを購入
・フリマサイト等で中古のホイールとタイヤを購入して組換え
・知人から譲り受ける

 

道具・工具をそろえる

 

タイヤ交換には道具・工具が必要となります。主に下記の道具が必要です。

 

必要な道具・工具

・手袋
・ジャッキ
・ウマ(リジットラック)
・輪止め
・クロスレンチ
インパクトレンチ(or 電動ドライバー)
・トルクレンチ
・エアゲージ
・エアコンプレッサ
・エアガン

 

タイヤ交換に必要な道具・工具についてはこちらで詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

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ホイールキャップを外す

 

アルミホイールマグネシウムホイールなどは関係ない作業となるのですが、スチールホイール(鉄チンホイール)には、ホイールキャップと呼ばれる、ホイールを覆い隠すパネルが付いています。まずは、このホイールキャップを外す必要があります。

なぜスチールホイールにだけホイールキャップが付いているかというと、デザイン性向上や錆防止のためです。

 

ホイールキャップは引っ張れば外れるのですが、場合によってはかなりキツくはめ込まれている場合があります。そういった場合には、マイナスドライバーなどを利用して、てこの原理でうまく外しましょう。ホイールキャップは樹脂のためキズが付きやすいので、養生などをして上手く引っ掛けて外してください。

 

京都機械工具(KTC) ホイールキャップレンチ

 

 

ジャッキアップの前にナットを緩める

意外と忘れがちな事ですが、ジャッキアップしてからナットを緩めようとすると、タイヤが回ってしまい緩めることができません。ですので、ジャッキアップする前にナットを緩めてください

ナットを緩める順番はありませんので、好きなところから緩めていただいてかまいません。ちなみに、締める順番はありますので、後々ご説明します。

 

輪止めをしてジャッキアップ

 

平らに見える地面でも少し傾斜が付いていたりします。コンクリートは水を吸い込まないので、水はけを考えて若干の勾配をつけるのが一般的です。ですので、1ヶ所でもいいので、ジャッキアップしないいずれかのタイヤに輪止めをしましょう

 

次にジャッキアップです。車の取扱説明書に、ジャッキアップポイントと呼ばれるジャッキをかける場所が指示されていますので、確認してください。ジャッキアップポイントをめがけてジャッキをかけ、少しずつジャッキアップしていきます。

 

ジャッキアップする高さについてですが、ジャッキアップし過ぎるとバランスが悪くなりますので非常に危険です。また、ジャッキアップしなさ過ぎると、タイヤを交換する際に、タイヤが地面に当たってしまい組めないという事態になりかねません。ですので、タイヤの下に指がじゅうぶん通るくらいの高さにジャッキアップしましょう

 

 

ウマ(リジットラック)を置く

私は持ってはいるのですが、車高が低いためウマを入れることができません。まったくできないわけではないのですが、入れようと思うと、めちゃめちゃ高いところまでジャッキアップする必要があります。なので、私は使っていません。

 

ですが、ウマを入れられる高さの車は、出来る限り入れましょう。ジャッキの油圧の故障でタイヤ交換中に落ちてしまう危険性があります。ウマは1個数千円と、出番が少ないわりには高いです。ですので、ウマではなくても、廃タイヤやコンクリートブロックなどを下に置いておき、ジャッキが壊れても挟まれることが無い状態を作ってください

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ナットを外す

 

ジャッキアップの前に緩めてありますので、あとは外していくだけです。クロスレンチでぐるぐる回して外してもいいですが、面倒くさいので、電動工具を使っちゃいましょう。なんとなく私の感覚ですが、下のナットから外していくと、ホイールのバランスが安定する気がします

 

電動工具は、インパクトレンチや電動ドライバーを使います。一般的には、ナットを外す時や締める時は、インパクトレンチを使います。ですが、インパクトレンチよりも電動ドライバーの方が一般家庭にある可能性が高いので、電動ドライバーを使う方法で紹介します。また、今回、最後にキツく締める時はトルクレンチで締めますので、ここで紹介する電動工具の役割は、大きなチカラは必要ないが何度も回転させる作業を肩代わりしてもらうことです

 

電動ドライバーは、通常、六角のビットを差し込んで使います。(3つの爪で固定するチャックのタイプもあります。)ですが、六角ナットを外すためのソケットは、ドライブ角と呼ばれる四角い突起に装着する必要があります。そのため、ドライブ角に六角のビットが付いているアダプターが必要となります。また、「19mmのソケットしか使わないよ」という場合には、専用のパーツがありますので、それでもかまいません。

ちなみに、私はどのソケットでも装着できるよう、アダプターを使用しています。

 

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車によっては、ロックナットと呼ばれる、盗難防止の特殊なナットが付いている場合があります。そのナットを外すには、専用のアダプターが必要になります。ロックナットの購入時に付いてくるものなので、無くさないようにしてください。

 

McGard マックガード MCG-34257 ロックナット M12X1.5 21H MCG-34257

 

タイヤを外す

ナットが外れたら、あとはタイヤを引き抜くだけです。ですが、ここで注意が必要です。20インチ近いタイヤですと、非常に重いです。しかしながら、ホイールの内側には、ブレーキキャリパーやブレーキディスクがあり、ボルトから外れたからといってタイヤをすぐに下ろしてしまうと、ホイールがブレーキキャリパーやブレーキディスクに接触し、ブレーキキャリパーの塗装が剥げたりしてしまいます。ですので、タイヤをボルトから引き抜いていき、ボルトから抜けても、同じ高さで持ち上げたまま、さらに引き抜きます。そうすることで、ホイールの内側の部品に接触することなくホイールを外すことができます。

 

これは非常に大変な作業ですが、世の中いろいろと思いつく人がいるもので、タイヤの脱着を補助してくれる道具があります。不安な方は、こういった道具も上手く活用しましょう。

 

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ブレーキキャリパー等をキレイにしよう

 

まず初めに、これは、うま等を噛ませている場合だけにしてください。ジャッキだけの場合は不安定ですので、タイヤを外したままの状態が長く続くことは避けましょう。

 

日常点検や洗車で毎回ホイールを外すなんてことはなかなかできるものではありません。また、私のホイールのような複雑な形状では、ホイールを外さずにブレーキキャリパー等をキレイにすることは難しいです。ですので、このタイヤ交換のタイミングで、清掃しましょう

 

足まわりの洗車には、こういった固形の洗剤がおすすめですので、ぜひ参考にしてみてください。この固形洗剤とブラシで足まわりを洗っています。私はわりとおおざっぱですので、WRXのホイールにもこれを使っていますが、抵抗のある方は、各自お気に入りの洗剤やスポンジを見つけてみてください。

 

Linda 横浜油脂工業 ボディ・タイヤ洗浄用バケツ入り固形シャンプー ソリッドシャンプー 5kg

 

ワコー ホイールブラシ やわらか CS-73

 

タイヤを装着してナットを仮止め

 

いきなりタイヤを持ち上げて装着するのではなく、一度タイヤを車の近くまで持って行き、おおよそのボルトとボルト穴の位置を合わせて置きましょう。こうすることで、頑張ってタイヤを持ち上げて装着しようとしても、「なかなかボルトにはまらない(´;ω;`)」といった状況を避けることができます。

 

タイヤを外す時と同様、ホイールがブレーキキャリパー等に当たらないよう、慎重に装着します

タイヤを装着してもまだ安心して手を離さないでください。タイヤはまだ、ボルトに乗っかっているだけで、非常に不安定です。ですので、片手でタイヤを押さえたまま、もう片方の手でナットを取ってボルトにはめましょう。なんとなく私の感覚ですが、一番下のナットを先に付けると、ホイールのバランスが安定する気がします。

 

ナットを締めていく順番ですが、対角に締めていきます。なぜそうするかというと、対角ではなく一方から締めていくと、ホイールが真っすぐではなく、斜めに取り付けられてしまう可能性があるからです。ですので、対角に装着していきましょう。
※ここではまだ仮止めです。電動ドライバーが止まるところくらいまでにしておきましょう。無理にキツく締めすぎると、バランスを崩してジャッキが外れてしまう危険性があります。

 

ナット5個のパターンをイラストにしましたので、このように締めていってください。

 

ジャッキを下ろす

いよいよジャッキを下ろしていきます。車体を下ろしていく前に、下に噛ませていたうまやコンクリートブロックなどを外しましょう。

 

ジャッキを下ろす時は、ジャッキに付いているツマミをひねります。ここで注意しなければいけないのは、適当にひねると、「バコ~ン!」と一気に落ちます。ですので、慎重にゆっくりとひねって下ろしてください

 

ナットを本締めする

 

車体を上げた状態で仮止めしましたので、今度は、本締めしていきます。この時も、仮締めと同じ順番で締めていきます。

 

本締めする際は、トルクレンチを使用しましょう。どのくらいの強さで締めればよいのか分かっている方は必要ないのですが、ほとんどの方はどのくらいの強さで締めたらよいか分からないと思います。私もクロスレンチだけで締めてくださいと言われたら、緩すぎないか?締めすぎていないか?心配になります。

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ホイールキャップを取り付ける

必要な方は、ナットを本締めした後に、ホイールキャップを取り付けます。エアバルブの位置を確認し、干渉しないところで装着していきます。

 

また、スチールホイールの形状によっては取り付けられないホイールキャップもあります。特に、メーカー純正品のホイールと、社外品のホイールでは、ホイールキャップの取付け形状が異なる場合が多いですので、注意しましょう。無理に取付けようとすると、最悪の場合、ホイールキャップが割れてしまいます。

めちゃめちゃキツい場合は、中断してください。最悪、ホイールキャップが無くても走れますので、後で購入して取付けましょう。

 

 

タイヤの空気を入れる

 

タイヤの空気は絶対に入れましょう。空気は時間が経てば抜けるものと思ってください。

運転席のドアの内側にシールが張ってありますので、その記載の数値を確認して、入れてください。タイヤによっては、空気圧が指定されている場合がありますので、指定された空気圧を入れましょう。指定された空気圧を忘れてしまった場合は、運転席ドア内側のシールに記載されている空気圧で問題ありません。

また、私はレンタカー屋さんでアルバイトをしていた経験があります。そこでの空気圧は、ノーマルタイヤは規定値+20、スタッドレスタイヤは規定値で入れていました。基本的に、空気は徐々に抜けていきますので、気持ち多めに入れておくとよいでしょう。ただし、規定値の10%は超えないように注意しましょう。ちなみに、空気圧確認の目安は1ヶ月に1回です

 

タイヤの空気を入れる方法は2つあります。
・エアコンプレッサを購入して自宅で入れる
・ガソリンスタンドで入れる

 

エアコンプレッサを購入して自宅で入れる

最近は、安価なエアコンプレッサもありますので、金銭的に余裕があれば、1台あってもよいかと思います。私は、エアコンプレッサとエアガンとエアゲージをそれぞれ別で持っています。エアガンとエアゲージが一体になったものがありますので、そちらをお勧めします。私の場合は、それが壊れてしまい、別でエアゲージを購入したので、分かれています。一体であれば、いちいち外して空気圧を確認する必要がないので、圧倒的に便利です。

 

洗車時にエアーで水滴を吹き飛ばしたりもできますし、バイクに乗っている方であれば、バイクのタイヤの空気も入れられます。ただし、エアコンプレッサは基本的に音が大きいので、住宅が密集している地域の方は、避けた方がよいです

 

 

ガソリンスタンドで入れる

ガソリンスタンドでは、無料でタイヤの空気を入れることができます。ガソリンを入れる場所のわきや、洗車場のわきにあります。無料で入れることができますので、タイヤ交換以外のタイミングでも定期的にチェックするとよいでしょう。

 

注意点

・空気圧は規定値の10%以下にする
・バルブキャップを無くさない
・エアーで遊ばない

 

 

タイヤをかっこよく魅せる仕上げ

 

空気を入れるところまでが、マストの工程ですが、もうひと工程追加することで、タイヤを何倍にもかっこよく魅せることができます。

その方法とは、タイヤコーティングです。ここで私が言うタイヤコーティングとは、艶出しみたいなものです。私がおすすめするのは、こちらの商品です。

 

シュアラスター 洗車用品 タイヤケア タイヤコーティング+R ゴムに優しい水性 自然な黒味 UVカット 専用スポンジつき 高耐久

 

塗布後は非常に迫力のある仕上がりになります。ただし、持続時間が短い(雨などで流れてしまう)ので、ファンミーティングに参加するときや、デートに行くときなど、ここぞという時に使いましょう!

 

 

タイヤ交換に必要な道具(工具)まとめ

繰返しになりますが、タイヤ交換に必要な道具(工具)に関しましては、別の記事でまとめています。

なるべく1つの記事で全てまとめるようには意識しているのですが、長くなりすぎてしまうので、すみませんが今回は別で紹介させてください。

 

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あとがき

いかがでしたでしょうか。

私自身、レンタカー屋さんでアルバイトをしていた経験があり、そこでタイヤ交換も何度か実施しました。レンタカー屋さんの場合、ほとんどは業者に出してしまいますが、自分ちで何台かやったりします。

また、自分の車(WRX STI)や家族の車のタイヤ交換もやりますので、もう慣れたもんです。体力は付いて来てはくれませんが…。(-_-;)

 

軽自動車であれば1時間程度で終わりますので、ガソリンスタンドやタイヤ専門店などにお願いするよりも、金銭的にも時間的にも余裕ができます。

 

ぜひこの記事を参考にして、タイヤ交換に挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

最後までご覧くださいましてありがとうございました。