年末年始は楽しいイベントがたくさんありますが、受験をひかえた子供たちや親御さんは心が休まらないですよね…。
今回は、高校受験で息子・娘がレベルの高い高校を目指しているが、親として背中を押してよいのか悩んでる方へ向けて書きます。
受験に失敗するのを見たくなくて背中を押せない
「子どもの学力に対して目指している高校のレベルが高すぎて心配」という親御さんはきっと「受験に失敗して欲しくない」「失敗して落ち込んでいる姿を見たくない」という思いがあることと思います。「レベルの高い高校を志望することは嬉しいけど、高校浪人は辛い」そのようにお考えかと思います。
安心してください。心配しなくていい方法があります。それは、
レベルの高い高校を受験するが、滑り止めとして確実に受かると思われるレベルの私立を受験する
です。
親御さんはできる限りのサポートをして、しっかりと背中を押してあげてください。
最もやってはいけないこと
「レベルの高い高校に行きたい。受験したい」と言っている息子・娘に最もやってはいけないこと、それは、
否定すること
です。
考えても見てください、「レベルの高い高校に行きたい!」ということは、「勉強をしたい!」ということです。そんな、一生懸命頑張ろうとしているお子さんの芽を摘まないよう気を付けましょう。
もし、否定されたあげく、進学した高校がお子さんにとって合わない環境だった場合、悔やんでも悔やみきれません。自分で選んだわけでもない高校に嫌々通うなんてことはしたくないですし、させたくないですよね。
最悪なパターン
そして、最悪なパターンは、「レベルの高い高校に行きたい!」と言った息子・娘を否定して受験する高校のレベルを落とさせ、滑り止めとしてほぼ確実に合格できるであろう高校にも受験せずに、高校浪人になってしまうことです。
高校浪人は絶対に避けなければいけません。
高校は義務教育ではありませんが、高校に行くのが普通だよねという風潮があります。高校に行く価値が無いと考えている方であれば話は別です。今回は、高校に行きたいと思っている子が高校浪人をしてしまった場合の話です。
高校に行きたい子が高校浪人をしてしまうと、「中学までは友達だったみんなと1年とり残される不安」「次の受験も落ちたらどうしようという不安」「次の受験で合格しても後輩と同学年になる不安」さまざまな不安が息子さん・娘さんに降りかかります。
これは、耐えがたい苦痛です。大人でもこんな状況になったら鬱になってしまう方も出るでしょう。
ですので、くれぐれも高校浪人だけは避けてください。
あとがき
怖いこともいろいろ話しましたが、私の周りで高校浪人している方は見たことが無いので、そこまで悲観しなくても大丈夫です。地域にもよりますが、受験のチャンスは1度だけではなく、4月までの間に何度かあります。
第一志望の高校に合格できればとっても嬉しい限りですが、たとえ第一志望でなくても、きっと受かった高校で新しい友達に出会い、その友達が一生涯付き合い続ける友達になるかもしれません。
でもやっぱり第一志望に合格したいですよね。友達とみんなで「あの高校に入ろうぜ」とか、彼女と「一緒にあの高校に行こう」という話になっていた場合、何が何でも合格したいですよね。
高校受験で合格するための方法は、
「勉強あるのみです!」
人生というのは面白いもので、本当になにが起こるか分かりません。たまたま助けたおばあちゃんが大富豪で、人生が大きく変わるなんてことも…。(それは無いか…)いま話題の東海オンエアも、初めはおもしろ半分で動画投稿をしていたのに、今や大人気ユーチューバーです。
人生は面白いと言えば、おすすめしたい映画があります。『Predestination』という映画です。これはタイムパラドックスをテーマにつくられた映画ですが、人生について考えさせられる映画です。ぜひ観てください。(受験が終わったら)
だいぶ脱線しましたが、最後までご覧くださいましてありがとうございました。